この前、見たテレビで感動する番組がありました。
それは「あざといぐらい」音響が素晴らしかった番組です。
その音の選び方、編集ぐあい。
音量もほどよく、けっしてでしゃばらない。
映像と共、マッチしていた。
けれども「あざとい」と感じてしまったのは、
映像も音楽も素晴らしかったのに、
番組のつくりが非常にチープで、
コメンテーターが下品だったからです。
もともと、手軽に楽しめる低俗番組といった類なものでした。
だから、プロデューサーはきちんとニーズに
応えていてんだと思われます。
高尚な「音響」だけが浮いてしまった。
ですから「あざといぐらい」に素晴らしかった。
になったんです。
結局、番組のイメージと合わなかったということで、
その音響はマイナス点を加えられることに。
ああ、もったいない。
鳥肌が立つほど、涙出るほど、
素晴らしい音響だったのに。
番組のイメージに合わない、って残酷です。