soraの日記

統合失調症を抱える患者の備忘録

考察

 死んでもいい人間はいない。
 という性善説スキー大前提で、語り。


 死んでもいい人間はいない。
 けど、非常事態のときは選択されるのです。
 命の重さは同じでも、誰を助けるか、優先順位はあるんです。
 身分のある人から助ける場合もあるし。
 未来のある人から助ける場合もあるし。
 身分制度がガチガチなら前者。
 ゆるいところだと、後者です。

 
 生命保険とか見ればわかるとおり、命に値段がついてるんです。
 可能性のある人間の方が、支払われる額が多いんです。
 (だから学童・生徒とかは、高い)


 平等だっていうけど、やっぱり平等じゃない。
 私にとって大切な人だけど。
 社会から見て価値が低ければ、助けてもらえる可能性は低くなる。


 全員を助けたくても、助ける側にも限界があって。
 だから、そんな非常事態では命の選択がされる。
 選んだ人も、選ばれ人も、選ばれなかった人も。
 みんな、哀しい。