布団の中で、朝が来ないことを願った日々もありました。
明日がひたすら怖かった時期もありました。
未来に不安ばかりが広がっていました。
いつまでも、苦しみが続くと思っていました。
生きることに臆病になっていました。
何も残せないことに恐怖を感じていました。
でも、時間は優しく解決してくれるものです。
不器用な生き方は変わらないけれど、明日を約束できるようになりました。
また、明日。
その言葉が好きになりました。
今でも眠れない夜は、不安と寂しさがトモダチです。
けれど、朝が来ないことを願ったりはしません。