横になったのは朝の6時過ぎ。
4時ぐらいまでは、なにかをPCでまとめていた。
眠れなかったから。
そういう時間は本を読んだり、文章を書いていたり、絵を描いたりしている。
ビーズ細工は疲れるから、やらなくなった。
雨
夜中の2時ぐらいに梅雨のような、滝のような雨が降っていて。
それはそれで心踊るような気がした。
雨が嫌いな人が多いと思うけれど、私は雨の音が好き。
雨が降り出すと、窓を開けて、ぼんやりしていることもある。
たぶん、嫌いな生活音が雨音のフィルターがかかって、穏やかに聞こえるせいだと思う。
雨から穀雨という言葉を思い出し、調べてみたら今日は小満だったらしい。
沖縄あたりはこれぐらいから入梅という話もあるらしい。
情報元はウィキペディアだけど。怪しいね。
この時期に雨が降るから、作物は芽を出すのだろうか。
そんなことを考えた。
TV
2時半からは宮沢賢治を特集しているTVを見た。
このシリーズは面白いので、放送していることを忘れていなければ見ていることが多い。
内容は、今までとは違う宮沢賢治像に迫れて良かったんじゃないかと思う。
NHKらしく上手くまとまっていたと思う。
「雨ニモマケズ」が多くの人の胸を打つのは、賢治の素の部分がたくさん出ているからだと思う。
生前に発表したものが評価が得られなかったのは、賢治の自分を大きく見せたいという虚栄心がにじんで、空回りしているからなんじゃないかと思う。
初期稿のほうが生き生きしていた詩もあるところから、人の目を気にしすぎたんじゃないか、と思う。
とりあえず、彼は自分嫌いで人間嫌いだ。
話が逸れた。
「雨ニモマケズ」で最も素晴らしい一文は「ワタシハナリタイ」だと思っています。
自分はそんな人間じゃないから、そんな素晴らしい人間になりたい。
という賢治の生の声が駄々漏れなところが、素晴らしいと思っています。
こんなことを書いていると宮沢賢治スキーに勘違いされますが、普通です。
賢治の書いたメルヘンや詩をいくつか知っているだけです。