soraの日記

統合失調症を抱える患者の備忘録

選挙

 「今の政治に文句を言う権利」を得るために、今回も投票しました。
 体調を崩し、当日に選挙に行けない可能性も高かったので、期日前投票です。


 できるだけ、twitterを見ないようにしていたんですが。
 今夜のようなお祭り騒ぎだと、普段は政治に関心なんてないようなツイートしている人も、選挙一色。
 RTまで飛んでくる始末で、TLは望んだような結果ではなかったです。
 それがTLというものだと諦めているので、これはただの愚痴です。


 選挙は自分の暮らしに直結しているのだから、関心があるのも当然です。
 滅多にないものだから、躁状態になるのも仕方がないことなのかもしれません。
 メディアでも大きく取り上げるから、ネット上も賑やかになるのでしょう。


 ただ、私はそういうものが苦手です。


 思想は自由です。
 意見を述べる権利は誰にでもあります。
 それが日本の法律です。
 法に守られている権利です。
 それを行使するのは、悪いことではありません。


 自分の意見を言う。
 声が大きいということは、それだけ他人に耳を貸していないような印象を受けるのです。
 私には、そう見えるのです。


 有権者が投票するのは当たり前のことです。
 何かしらの思想、信念で、投票へ行かない。
 それは許された自由です。
 何かしらの考えで、白紙で投票する。
 それは許された表現です。
 法律という絶対的なものであっても裁けない行動です。


 有権者は二十歳をこえています。
 自分のことは自分で責任を取れると判断された大人です。
 大人が自分の意思で行っていることを、文句を言える立場にいる人は、どれだけいるのでしょう。


 自分の意見をさも全体の意見のような口調で語る人たちの多さに、私はげんなりとします。
 明日も、明後日も、意欲的に活動する人はどれぐらいいるのでしょうか?
 熱に浮かされて一過性に行動ではないと言い切れるのでしょうか?
 本当に、それは自分でよく考えた、自分の意見なのでしょうか?
 「みんな」とは、どこにいる人たちのことなのでしょうか?