- 作者: 安西篤子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/03
- メディア: 文庫
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読みやすい文体。
わかりやすい短編小説です。
第4話の「曹操と曹丕」のためにこの本を買いました。
曹丕から見た「父と子」とは?
基本的なエピソードは拾っています。
それに、冷酷な(サドな)曹丕さま像が崩れて
良いんじゃいないんでしょうか?
例の甄氏に死を与えるシーンは割愛されています。
読めば読むほど、ファザコンの曹丕だと思いますよ。
中国の時代小説として、初心者の方にもオススメ。
歴史を知らなくても、楽しめます。