soraの日記

統合失調症を抱える患者の備忘録

杞憂に終わったようです

 とりあえず、両親が健在なことがわかりました。

 それまでに、けっこう、私自身がたらい回しになり、あちらこちらに電話をかけることになりました。

 最終的には地元の警察の生活安全課の今回、窓口担当をしてくれた方に、洗いざらい説明をして、自力で実家に確認しに行くことは困難であることを伝えました。

 窓口担当の方が理解力のある方で助かりました。

 親族である私が直接、実家に安否確認に行くことが原則なのですが、一度の説明で非常に困難であることが理解していただけたようで、むしろ安心して任せてほしい、と言ってもらえました。

 両親も警察からの連絡ということで、すぐさま携帯電話に出たようです。

 折り返しの連絡で窓口担当をしてくれた方が、元気でやっていることと、郵便物が帰ってきた理由を教えてくれました。

 

 引っ越しをしていたのです。

 

 しかもだいぶ前から。

 その上、それを身内どころか親族にハガキの一通も出していなかったようです。

 だからこそ、母方の親族から私の携帯電話に固定電話が繋がらない、と電話がかかってきたのです。

 

 世間一般から外れている両親だと思っていましたが、どうやらさらに非常識になっていたようです。

 

 すでに両親は高齢であるので、いつ亡くなってもおかしくはないのです。

 あと十年あるでしょうか。

 その時は、また大騒ぎになると思います。

 個人的には体の自由がきかなくなる前に、高齢者施設に入居をしていただきたところですが、自由人である父には耐えられないと思いますし、病院嫌いですから、体が不自由になっても、入院するとは思えません。

 自宅で突然死、が怖いところです。

 私の脆弱な精神で耐えきれるか、どうかわかりません。

 

 すでに今回の一件で、ストレスが過剰にかかり、精神安定剤を飲んでも、誰から見てもわかるほど不安定になり、睡眠障害も大きくなり、睡眠薬を飲んでいるのに短時間しか眠れない、という状態でした。

 当然、睡眠時間が削られれば削られるほど、健康的な生活からは遠ざかりますし、精神的なストレスはたまるという悪循環です。

 

 あやうく陰性反応から、幻覚や幻聴が戻ってくるような陽性反応に逆戻りするかもしれないと思うような、ここ数日で可能性として感じるほどでした。

 病識がなかったころは、嫌な悪夢だと思っていたんですが、どうやら統合失調的には幻覚に当たる状態だったらしいです。

 

 一段落がついたので、ご報告までにブログに書きました。

 一番初めに生まれてきた子どもとしては、きちんと義務を果たせたと思っています。